オフショア投資

海外積立投資のやり方・始め方

最近、投資に興味を持たれた方で「海外積立投資」を聞いたことがある方はいらっしゃいますか?

「聞いたことはあるけどやり方が分からない…」
「始めるにしても手続きが大変そう…」

という方に向けて、簡単に海外積立投資のやり方をご紹介します!

海外積立投資のやり方

この記事では、海外積立投資のやり方・始め方についてご説明していきます。

海外積立投資と聞くと海外の証券口座が必要だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

実は、国内の証券会社にて気軽に投資をはじめることができます。
ただ、日本の証券会社で取り扱われている銘柄は、世界中の金融商品の中のたった4%だといわれています。
残り96%の投資信託については以下の記事で説明しています。

さて、投資対象ですが大きく分けて3つあります。

1、海外株式

2、海外へ投資している投資信託

3、海外指標のETF

これらを1つずつ解説していきます。

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1、海外株式のやり方

現在、日本の証券会社で購入することができる海外株式は、主に米株・中国株・ASEAN諸国の株あたりかと思います。

例えば、SBI証券では米・中国・韓国・ロシア・インドネシア・ベトナム・タイ・シンガポール・マレーシアと9カ国の株式を購入することができます。

これらの購入方法はとても簡単です。

SBI証券楽天証券などの海外株式が購入できる証券会社に口座開設
②日本円を開設した口座に入金
③海外株式を購入

たったの3ステップです!(証券会社によっては、外貨に円貨を換える必要もあります)

これにて海外株式を購入する準備はできました。
あとは、海外積立投資を行うだけです。

ここで、注意点があります。

海外株式には、国によって「手数料」「受付時間」が違います。
上記の2つを、自分が口座開設した証券会社にて確認する必要があります。

また、証券会社によって購入できる海外株式は違うので、証券会社選びは重要です。

2、海外へ投資している投資信託のやり方

やり方は「海外株式」の時と全く同じです。

SBI証券楽天証券などの投資信託が購入できる証券会社に口座開設
②日本円を開設した口座に入金
③投資信託を購入

こちらは、海外に投資している”日本”の投資信託なので、外貨への換金は必要ありません。

そして、海外株式の時には注意すべき点だった「手数料」ですが、これに関しては、証券会社ごとではなく購入する投資信託ごとに異なります。

ただ、投資信託の種類は証券会社によって違うので、やはり証券会社選びは重要です。

3、海外指標のETFのやり方

実は、この「海外指標のETF」が最も海外積立投資におすすめです!

この理由は、本記事の最後に述べさせていただくとして、まずは「やり方」をお教えします。

ETFにあまり馴染みがない方は、ETFとは?にて詳しく載っているのでご確認ください。

ETFは、どの証券会社でも取扱があります。
なので、ETFのやり方が一番簡単で、

①証券口座を開設
②海外指標のETFを購入

これだけです!

海外指標のETFは、海外株式の時と同様に、手数料と受付時間は国によって異なります。
(例:SBI証券/海外ETF サービス概要

4、海外積立投資に向いているのは?

本記事の途中で、「海外へ投資している投資信託」が最も海外積立投資におすすめと述べました。

他の2つと比較しつつ理由を説明したいと思います。

「海外株式」は、海外の株式に直接投資をするものとなり、3つの中では少しハードルが高いものとなります。

売買時の為替と株価両方が作用し、また、為替手数料や海外株式売買手数料も国内株式売買手数料よりも比較的高く設定されていることが多いことからハードルが少し高くなってしまいます。

それに比べて「投資信託」や「ETF」は投資対象が海外のものなだけで、国内のそれと区分としては同じものになるので売買へのハードルは一気に下がります。

よって、まず初心者は「投資信託」や「ETF」から始めることをおすすめします。

さらに、この2つの中で「ETF」の方が海外積立投資に向いている理由は、手数料の安さです。

積立を行うとなると、どうしても取引回数は増えてしまいます。

そうなると手数料が何回もかかってしまいます。
この手数料の微妙な差も、ちりも積もれば山となるので、安いETFの方をおすすめします。

また、その証券会社で積立投資の制度があるかどうかも要チェックとなります。

積立投資の制度があれば、自分で毎回ログインして該当の商品を購入する必要がなく、自動で行なってくれます。

例えば、SBI証券の米国株式・ETF定期買付サービスなどです。

海外株式の積立投資の制度がない証券会社は多いですが、投資信託、ETFに関しては積立投資の制度がある証券会社は多いので確認をしてみましょう。

ホームページなどでは積立投資に関してあまり詳しく記載されてない場合もあるのでそういう時はコールセンターなどに問い合わせをしてみると良いでしょう。

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