資産運用

【番外編】R S P 投資とは?

皆さんは RSP というものをご存知でしょうか?

大半の方は「知らない」や「聞いたことはあるけど内容までは分からない」という方なのではないでしょうか?

本記事は「RSP」と聞いてピンと来なかった方から始めようとしていたから再確認したいという方まで幅広い方に向けての記事です。

R S Pとは?

RSPとは、オプションなどのデリバティブを取り組むことにより、投資家のニーズに合わせたリターンを提供する消費者向けの金融商品です。

要するに「投資家に向けたものが私たちにも適応した形で利用できる画期的な商品」ということですね。

ちなみにデリバティブとは株式や債券、為替などの原資産から派生した金融商品についており、「株価が下がった時に、リスクを減らしてくれる保険」という意味です。

この商品をイメージで言うと投資家が命綱なしで渡ってきた危ない坂を、消費者は命綱ありでその危ない坂を渡っている感じです。

損をするリスクが少ないということですね。

R S Pの歴史

RSPという投資は、現在では一般消費者向けの投資法になっていますが、昔の欧州では富裕層向けの投資法として有名でした。

どうして一般消費者向けの投資法になったのかと言いますと、それは金融危機などによって市場が縮小していったからです。
そのため需要を伸ばすためには利用者を増やす必要があり、現在の一般消費者向けの投資法になっていきました。

R S P投資とは?

RSP投資とはみなさんご存知FXでの投資法のことを言います。

その投資法をもっと詳しく言うと「ドル」「円」「ユーロ」のうちいずれか2つの通貨で比率を同等に維持し、残り1つの通貨が利益を得たときその通貨から金利を貰うというシステムです。

例を挙げるとこんな感じです。

(例)

先生「2人組を作ってください」

ドル・ユーロ「はーい」

「…」

先生「そこは余ったから3人ね、それでは今からいうものを作ってくださいね」

ドル・ユーロ「どうする?そうだ!」

「おい円。俺たちの代わりに作ってくれ」

「うん…」

ドル・ユーロ「僕たちで作りました!」

「えぇ…」

※中の通貨は入れ替わります。

通貨に感情を込めたらきっとこんな感じだと思います。

損をした二つの通貨が、本来得をするはずであった通貨から利益をもらい均一にするというイメージで覚えると良いでしょう。

投資家たちが何を利益にしているかと言うと、取引した通貨の利息です。

今回の例で見ると「円」から賄われたお金についてくる利息のことを言います。
友達に10000円を貸す時、「利子付きで返せよ」と言うと11000円になって帰ってくるようにこの利子がこの投資での利益となります。

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R S P投資の方法

RSP投資に関して、以下のようなことを思うかもしれません。

「元々富裕層向けの投資を初心者の私ができるのかな?」
「成功させるには寝る暇もないのでは?」
「頭良くないときっと出来ないよね。」

しかし、元富裕層向けの投資法だったからといってそこまで難しいとは限りません。

初心者の方は以下のことをすれば良いだけなのです。
 ①口座開設
→②ポジションまたはショートポジションの設定
→③たまに確認

まずは口座開設です。
これはどの投資においても共通していますのでお分かりかと思います。

続いてポジションの設立です。
ちなみにF Xにおける「ポジション」とは現在保有している通貨のことです。
ポジション設立というのは口座にいくらの金額を入れるのかということです。

使用できる通貨は先ほど述べた通り「ドル」「円」「ユーロ」しかありませんのでそこまで難しくありません。

ポジション設立は、投資に共通していることなのでこれを機に覚えておきましょう。

「え?それって日本の投資と何も変わらないじゃん」と考えた方、その通りです。
ポジション設立を乗り越えたら難しいことは何もありませんよ。

メダカを飼っていたことのある方はわかると思いますが、水槽とメダカを飼うという壁を乗り越えたら簡単に飼育することが出来ますよね。

そのメダカの世話と同じように本当に数週間何もする必要がないと言えるほど簡単です。
また中長期だけでなく短期の投資で利益を生み出すことも可能ですので詳しくは調べてみてください。

スワップ投資との違い&オススメはどっち?

少し投資に関しての知識がある方であれば、RSP投資がスワップ投資に似ていることに気がついたのではないでしょうか?

確かに似ていますが違いは明確です。
スワップ投資には以下の2つデメリットがありますのでご紹介します。

為替変動リスクがある

ある程度予想ができる投資家でもこの為替変動を見逃すことがあります。

初心者となればその前兆を捉えることは難しいでしょう。
そうなると皆さんのもつFXへのイメージ通り、大損する結果になってしまいます。

強制ロスカットがある

自分の資産を担保として自分の資産以上に取引することがFXでは可能です。
これを「レバレッジ取引」と言います。

その際、定期的に口座に指定された金額を入れなければいけません。(担保金の数%ほど)

もしそのルールを守れない場合は強制的に決済されることになります。
たとえ損をしている場合でも関係ありません。

最悪の場合、この損をした金額分のお金を消費者金融から借りてFXにむやみやたら突っ込むというFX中毒者になり兼ねません。

このように投資初心者の方はリスクが多いものを選ぶべきではないことが分かると思います。
その点、RSP投資ではそのようなリスクは少ないのでオススメです。

R S P投資のメリット

スワップ投資との比較でいかにRSP投資が初心者に向いているのかお分かり頂けたと思います。

そこでさらに知ってもらうためにRSP投資のメリットをご紹介します。

租税回避が可能

RSPだけでなくオフショア投資全般に言えることですが海外で口座を開設すれば節税ができることがあります。
→詳しくはオフショア投資とは?に記載しています。

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海外にいる必要がなく仲介業者に頼むと日本にいながらも海外に口座を開いてくれます。
ただしこれは絶対ではないので開設するときは注意深く確認してしましょう。

為替変動リスクが少ない

先ほど話した通り、RSP投資には為替変動リスクがほとんどありません。

RSPでは「ドル」「円」「ユーロ」を扱っていますが、均等を保つというRSPの特徴上、為替変動リスクが他と比べて少ないのです。

FXと言えば大損するというイメージがあると思いますが、RSP投資では大損するというリスクはありません。
これは投資初心者の人にとって大きなメリットと言えるでしょう。

利回り保証がついている

全てかどうか分かりませんが、利回り保証がついています。

利回り保証というのは、投資家の方に運用の成果を約束するというものです。
失敗するリスクが少ないRSP投資だからこそ出来ることですね。

R S P投資のデメリット

大金を稼ぐには時間がかかる

日本でも老後の心配からインデックスファンドを始める方が多くなりましたが、RSP投資も資金が少ない場合、インデックスファンドと同様に大金がすぐに稼げるわけではありません。

最後に

今回はRSP投資について解説しました。

投資と聞くとどうしても複雑なものと捉えられてしまうので先入観で難しいと感じる方も多いことでしょう。

しかし今回の記事で難しそうに見えて意外と簡単な仕組みだということをご理解いただけたのではないでしょうか?

そう感じた方は、これを機に海外に視野を向けてぜひRSP投資に挑戦してみてください!

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