・老後の生活資金を貯めるためにロイヤルロンドンに投資してみたい
・日本円の資産だけではポートフォリオが偏りすぎていてリスクが高い
・預金金利だけだと利回りが低すぎて資産が増えない
このような悩みから、人気のオフショア投資のロイヤルロンドン(RL360°)への投資を考えている人もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでこの記事では
・まずオフショア投資について解説
・その後、ロイヤルロンドン(RL360°)について解説
していきます。
投資に限らず、お金のことは、
・知っていれば得をする
・知らなければ損をする
という厳しいものです。
ぜひ最後まで読んでいただき、オフショア投資とロイヤルロンドン(RL360°)についてしっかりと理解をして、あなたの資産を増やすためのきっかけにしていただければと思います。
そもそもオフショア投資とは?
そもそもオフショア投資とはどのような投資のことをいうのでしょうか?
オフショア投資とは?という記事でも解説していますが、オフショア投資には厳密な定義はありません。
ですが一般的には、「租税回避地へ直接投資をすること」とされています。
したがって、オフショア投資は国際分散投資の1つとされています。
しかしながら、「直接投資」なので、
・国内で購入する外貨建て保険
・国内証券会社で購入できる外国個別株
・グローバル型投資信託
などの馴染みのある投資は、オフショア投資とは言えません。
ここまでの説明を聞いて、
・租税回避地って、そもそもどんな場所のことかわからない
・直接投資ってことは、わざわざ海外に行って投資をしないといけないの?
と思う方も多いと思います。
そんな方のためにここからは、
・租税回避地(タックスヘイブン)
・直接投資の実態
について解説していきます。
租税回避地(タックスヘイブン)とは
租税回避地(以下:タックスヘイブン)とは、税率が0もしくは極めて低い(主に法人税がゼロから20%以下)地域のことです。
オフショア地域として有名な地域は
・スイス
・ルクセンブルク
・マン島
・ガーンジー島
・ジャージー島
・ケイマン
・バミューダ
・香港
・シンガポール
などがあげられます。
日本であれば利回りに対して20%もの課税が発生しますが、オフショア地域で運用すれば課税が掛からないため、利回りが高くなるのです。
詳細な説明は、オフショア地域(オフショア金融センター)とはという記事で行なっています。
直接投資の実態
海外で直接投資をしようと思ったとき、もちろん現地に向かってから、投資口座を開く方法もあります。
しかしながら実は、日本にいながらでも仲介者を通して海外への口座を開き、直接投資することは可能です。
この場合、海外の「IFA」(代理店)と契約することになるので、
(IFAについてはIFAとは?FPとの違いも解説に詳しく載っています)
・現地に直接向かって投資口座を開く
・日本にいる状態で仲介者を通じて投資する
のどちらも、海外投資という意味で大きな違いはありません。
より意識すべきなのは、直接投資の方が手数料が低いというメリットです。
直接投資は、証券会社等を通さないことから手数料をカットすることができます。
そのため、日本の証券会社を通して投資する間接投資よりも、高い利回りを確保することができます。
ロイヤルロンドン(RL360°)とは?
それではいよいよ人気のオフショア投資であるロイヤルロンドン(RL360°)について解説していきます。
ロイヤルロンドン360(RL360°)とは、オフショアでの投資を行うオフショア投資家に対して、
・オフショア投資へのアドバイス
・オフショア投資をする上でのセキュリティ対策
をはじめとした高品質のサービスを提供している長い歴史ある一流の金融機関のことです。
ロイヤルロンドン(RL360°)の本社は、タックスヘイブンとしても有名なマン島にあり、香港・アジアにもその活動を広げています。
ロイヤルロンドン(RL360°)は、1861年に設立されたロイヤルロンドングループの傘下として誕生しました。
1861年というと日本で言えば、なんと江戸時代の末期に設立されたことになります。
160年以上もの歴史があるため、非常に信頼性の高い会社として評価されているのです。
2013年にロイヤルロンドングループは、マン島の100%子会社であるロイヤルロンドン(RL360°)を投資会社のVitruvian Partners LLPに売却しました。
しかしながら、ロイヤルロンドングループは完全にロイヤルロンドン(RL360°)の株式を売却したわけではなく、今でも約20%の株式を保有しています。
そして、2015年にVitruvian Partners LLPは、Clarical Medical Internationalという保険会社を買収しました。
Clarical Medical Internationalは、50億ポンド以上の運用総額があり、24,000件の証券契約がある巨大な保険会社でした。
そのため買収後には、グループ連結全体で、
・運用資産:約80億ポンド
・保険契約者:約6万人
・従業員:約300人
を抱え、今や160ヶ国に顧客を抱えるグローバル企業となったのです。
ロイヤルロンドン(RL360°)のメリット
ここまでロイヤルロンドン(RL360°)の基本的な情報について解説してきましたが、では投資する上ではどのようなメリットがあるのでしょうか?
ロイヤルロンドンの主なメリットは以下の通りです。
1. 高い利回りを実現できる
2. 国際分散投資ができリスクヘッジになる
3. 積立の設定が柔軟に変更できる
4. 途中で一部引き出せる
5. 運用を任せるので放っておける
6. マン島の投資家保護制度で破綻に備えれる
7. ドルコスト平均法でリスクを回避ができる
8. オフショアで効率の良い投資ができる
このなかでもとりわけ、マン島の投資家保護制度が非常に特徴的なメリットと言えます。
マン島政府が制定している投資家保護法は、仮にマン島の金融機関が破綻しても、投資家の資産(評価額)の最大90%が保障されるというものです。
そのためオフショア投資という、あなたが今住んでいる場所から離れたところでの投資も安心して行うことができるのです。
ロイヤルロンドン(RL360°)のデメリット
それでは反対にロイヤルロンドン(RL360°)にはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
ロイヤルロンドン(RL360°)のデメリットは以下の通りです。
1. 18ヶ月~24ヶ月は積立が必須である
2. 途中解約では、解約手数料が高く積立金の大半が戻らない
3. 短期的な運用益を求める人には向かない
4. 運用実績マイナスになることもありえる
歴史あるオフショア投資先としてのロイヤルロンドン(RL360°)とは言え、やはり投資は投資です。
そのため、運用実績がマイナスになるなど、投資をする上では当たり前のリスクもやはりあるもの。
デメリットについてもしっかりと認識した上で、ロイヤルロンドン(RL360°)に投資するかどうかを検討するようにしましょう。
ロイヤルロンドン(RL360°)の評判
では実際にはロイヤルロンドン(RL360°)はどのような評価を受けているのでしょうか?
SNSやネット上を見てみると、悪い評判が散見されます。
なぜロイヤルロンドン(RL360°)はこのように悪い評判が立ってしまっているのでしょうか?
その理由としては、ロイヤルロンドン(RL360°)を悪徳業者に紹介されてしまっているからと考えられます。
ロイヤルロンドン(RL360°)を購入する流れとしては、
RL360° ← IFA(正規代理店)← クライアント(契約者)
という形になります。
IFAがきちんと説明やサポートを行えば、ロイヤルロンドン(RL360°)自体は違法性もなく、歴史ある会社であるため、ここまで悪評が立つことは考えにくいです。
しかし海外商品という理解が難しい点を悪用し、契約者をある種「だまそう」とするIFAがいるため、このような評判ばかりが目につくこととなってしまいました。
ロイヤルロンドン(RL360°)自体は詐欺ではなく、正しく理解して実践すれば資産を増やすことができます。
上記で解説したメリットを得られることは十分可能です。
しかし、そのような甘い言葉に気を取られていると詐欺まがいの被害に遭ってしまいますので、十分に注意することは必要と言えるでしょう。
まとめ
ここまで、オフショア投資とロイヤルロンドン(RL360°)について解説してきました。
それでは最後にこの記事をふりかえっていきましょう。
オフショア投資とは、税率が0もしくは極めて低い地域租税回避地へ直接投資をすることでした。
直接投資とは言え、IFAを通じて投資を行うため、直接現地に向かうという手間はかからない点は非常に嬉しいポイントでしたね。
またロイヤルロンドン(RL360°)は、オフショアでの投資を行うオフショア投資家に対して、
・オフショア投資へのアドバイス
・オフショア投資をする上でのセキュリティ対策
をはじめとした高品質のサービスを提供している長い歴史ある一流の金融機関のことでした。
グループ連結全体で、
・運用資産:約80億ポンド
・保険契約者:約6万人
・従業員:約300人
を抱え、今や160ヶ国に顧客を抱えるグローバル企業となっており、非常に安心感のある投資先として考えられるでしょう。
そのロイヤルロンドンの主なメリットは
1. 高い利回りを実現できる
2. 国際分散投資ができリスクヘッジになる
3. 積立の設定が柔軟に変更できる
4. 途中で一部引き出せる
5. 運用を任せるので放っておける
6. マン島の投資家保護制度で破綻に備えれる
7. ドルコスト平均法でリスクを回避ができる
8. オフショアで効率の良い投資ができる
であり、とりわけマン島の投資家保護制度が非常に大きなメリットでした。
一方でデメリットは、
1. 18ヶ月~24ヶ月は積立が必須である
2. 途中解約では、解約手数料が高く積立金の大半が戻らない
3. 短期的な運用益を求める人には向かない
4. 運用実績マイナスになることもありえる
であり、投資をする上では当たり前のリスクはやはり避けることはできません。
ロイヤルロンドン(RL360°) の評判については、SNSやネット上を見てみると、悪い評判が散見されていました。
その理由としては、ロイヤルロンドン(RL360°)を悪徳業者に紹介されてしまっているからと考えられます。
悪徳業者には騙されないように、ロイヤルロンドン(RL360°)を検討するようにしましょう。
ここまで記事を読まれた方は、ロイヤルロンドン(RL360°)についてより理解することができたのではないでしょうか?
しかしながら、実際に投資をはじめるには、まだ十分ではありません。
ロイヤルロンドン(RL360°)についての知識をさらにつけていくことで、実際にスタートしてからの運用成績をより理想的なものに近づけることができるでしょう。
ぜひご自身でもロイヤルロンドン(RL360°)について学び続けてみてください。